ブルース・ウィリスは、自身の弁護団に依頼し、ダウンロードした音楽の所有者として、家族信託を設立できないか検討しているところだという。もしくは、現在アメリカの5つの州で進行している訴訟を支援する形で、ダウンロードユーザー格安DVDにもっと権利を与えるよう訴えかける意味もあるらしい。

　iTuneで音楽を購入しても、実は特価DVDコンテンツが自分の日本ドラマものになったわけではなく、「許諾に基づいて借用している」に過ぎないということを、格安DVDみなさんはご存じだっただろうか。

　 iTuneの利用規約に海外ドラマ小さな文字で書かれたその事実に気付いた、激安ブルーレイ『ダイハード』シリーズの俳優ブルース・ウィリスは、これまで何千ドルと費やしてダウンロードした特価DVD音楽を、自分の死後に三人の娘たちに合法的に格安DVDを譲渡できるよう、アップル社を相手に法的措置を求める訴訟を起こすことをMail Onlineが伝えた。　iTuneの激安DVD利用規約によれば、iTuneで日本ドラマ購入した音楽は他者に譲渡してはいけないことになっている。

　デジタルコンテンツ外国ドラマ、知的財産権の所有のあり方について、ウィリスほどのビッグネームが一石を投じたという点で、格安Blu-rayアップル社も本件をないがしろにはできないはず。どういう打開策が打ち出されるのか。

　それにしても、自分の死後も海外ドラマコンテンツの譲渡を考えるほどの激安DVDウィリスのコレクションとは、一体激安Blu-rayのようなものなのか、特価DVDに興味がそそられるところだ。