「生きることは拷問」という無器用な男が、姉から託された甥っ子もまさかの同類で意気投合。ネガティブ過ぎる凸凹コンビは、稀代の悲観主義者（ペシミスト）、エミール・シオランが残した、人生を全否定する数々の言葉に触発され、なぜか生きる糧を見いだしてく…。悲観主義の方はもちろん、生きにくさを抱える二人の奇妙な日常にほっこりしたい、傷ついた誰かに優しくしたい、されたい、最近お疲れの皆さまにも届けたい人間賛歌ドラマです。

【あらすじ】

大学の非常勤講師として働く昼間吉人（31）（岡山天音）は、妊娠中の姉から甥っ子・幸太（10）（森優理斗）を押し付けられ、預かることに。しかし間もなく、幸太が失踪。吉人はどうにか幸太を探し出すと、現実に絶望し、意味ありげに「ここじゃないどっかに行きたい」という幸太に共感。二人の関係は深まり、共に吉人の専門である悲観主義（ぺシミズム）を突き詰めていく。“人生を悲観しつつも、どこか楽しい”不思議な共同生活を送る二人。やがて、それぞれにとって最悪の悲劇が起こる。

【スタッフ】

【演出】松本仁志　【制作統括】磯智明　【プロデューサー】葛西勇也　【スケジュール/演出補】吉住亮

【演出部】平竣輔　田島薫　赤松歩人　【制作部】三宮賢治　長船巧　池本祐美　吉岡万穂　【放送事務】奥間ひかり　【記録・編集】石川真紀子

【音響統括】山田正幸　【音響デザイン】三谷直樹　【音楽録音】上田勇夏

【美術統括】小林史幸　【美術プロデューサー】小山隆　【美術ディレクター】川村裕一

【美術進行】中村陽子　桜井茂雄　【装飾】大畠歩　【特殊効果】小林英晴　【衣装】渡辺文乃　藤島和沙　【メイク】宮城涼子　【車両】宮坂省三

【技術】杉山吉克　【撮影】深野岳志　今井将兵　【FP】河合寛悟　【照明】内藤宏　市原伸　西田文彦　【音声】和田厚　倉林秀行　下村晴之

【VE】佐々木盛俊　【カラーグレーディング】上田達也　【技術コーディネーション】森純一　小笠原洋一

【編成】小林大児　河村陽介　【編成管理】宮本えり子　塩田愛　【著作権】渡辺裕之　北澤佳奈　【NOD】早川周汰　社華奈子　【ドラマコーディネーション】岩下研一

【広報】佐々木理乃　【展開】楠本芳子　宮崎惠理　照井修司　【キービジュアルデザイン】三浦心鈴　【スチール】戸成優弥

【自殺対策考証】清水康之　【哲学考証】大谷崇　【助産指導】三宅はつえ　【フランス語指導】ミツギ・L

【取材協力】フランス著作権事務所　法政大学出版局　紀伊国屋書店　【撮影協力】町田市　相模原市　【資料提供】Getty Images